「おはよ、環奈。なんか久しぶりって感じ」
『隼人!おはよう、確かに久しぶり?
隼人、背高いから制服凄い似合うね!かっこいい!』
「ははっ、環奈も。似合ってる!」
校門の前でばったり隼人とご両親に遭遇して少し心が軽くなる。隼人のお父さんとお母さんが慌ただしく、写真を撮る準備をしていて、思わずくすりと笑ってしまう。
可愛い家族だなぁ
気が付けば、私のお父さんが池沢家の写真を撮っており、今度は私と隼人が並ばされる。
中学校はセーラー服だったから、ブレザーは新鮮かも
「2人とも似合ってるわよー!さすが!」
「母さん、声大きいって!ごめん、環奈」
『いやいや、むしろ楽しい。ありがとう』
そうクスクス2人で笑って、お父さん達と別れて校舎の方へ歩いて行く。
お父さん達はこのまま体育館?
私達はまずはクラスに行くんだっけ…?
そう隼人に聞こうと見上げようとすれば、
「2人ともおめでとう!」
「うわっ!」
『ひゃっ!た、太一くん!?』
後ろから私と隼人の間に入り、大きく肩を組んできた太一くん。
びっくり、した…
爽やかに笑われて、鼓動がとくとくと早くなっていくのを感じた。
似合うとは思っていたけれど、カッコ良すぎる…太一くんの制服姿…!

