「こんにちは~。カンジ君、リョウ君、タカ君。
ご一緒してい~い?」

怜奈が声をかけた。

この3人は、寮も同じで仲がいい。

よく一緒にいるところを見かける。

「どうぞ、どうぞ」

奥に座っていたカンジ君が、にこやかに答えた。

怜奈が、リョウ君の隣に座ったので、私はタカ君の横に座った。



怜奈は、カンジ君とリョウ君と、来月サークルで行く予定の、スノボの話題で盛り上がっている。

私は、一人黙々と食事するタカ君に話しかけた。

「ねえ、この間の話、またしてもいい?」