心電図のような恋だった。

15時半 インターホンが鳴った。

インターホンの音が怖くなったのはいつからだろう

居留守したい気持ちと、

郵便物だったら受け取らないとって気持ちで、

ざわざわと動悸が走る。

重い足取りで1階に降りてから

カメラ越しに誰か確認してもし知らない人なら

居留守するつもりだったのに

2度目のインターホンに焦って玄関を開けた。

「……白井さん久しぶり」

「先生…お久しぶりです。」

「少しお話したいのですがいいですか?」

そういって中を覗き込むようにして

少し食い気味に1歩こちらへ歩み寄ってきた。

この先生は苦手だ…

「今、親いないです。」

「白井さんに用があるので大丈夫ですよ。」

「……分かりました。」

…

…

病院の先生以外と対面で話すのは

あの日の母親との喧嘩ぶりかもしれない。

いつも学校ではジャージ姿の先生が

スーツに身を包んで訪問してきたから

きっと単位のことだろうなって嫌でもわかってしまう


胃がキリキリと痛む…

しんどい…