心電図のような恋だった。

『えぇ笑 笑い声好きって言われた笑』

『僕の笑い声すきですか?笑』

思わず走らせた言葉を

きみは拾い上げてしまった…

" わかる "

" 海葵くんの笑い声かわいい "

" 私も海葵くんの笑い声好き "

思わず走らせたコメントに

かなりの共感が寄せられて安堵した、

『嬉しいな〜笑』

『声褒められるとこの活動しててよかったって思う』

『ありがとね?1451番さん』

…

…

匿名に付けられた番号

わたしに付けられた番号は1451番。

勘違いではなくて本当に拾い上げられたんだって

わたしの声を聞き入れてくれたって

胸を突く針のような痛みがひとつ減ったような

絡まったイヤホンの紐が1本外れたような

そんな小さな痛みがひとつ消えた気がした。

" 海葵くん今日も生きててくれてありがとう "

流れたコメントのなかにひとつ

素敵なコメントが横切った。

『きみたちも生きててくれてありがとう』

『学校も仕事も頑張っててこんな時間に、』

『こんな僕のためにコメントしてくれるなんて』

『こんな嬉しいことはないな〜笑』

そういって少し言葉つまらせて笑うきみは

少し寂しそうだった。