心電図のような恋だった。

現実のいやな言葉にイヤホンで蓋をした。

22時半の暗い部屋の隅っこ。


なんでもよかった。音があれば、、

怒声が塞げたらそれでいい、、

SNSのタイムライン流れ込む聞きなれない単語

" シチュエーションボイス "

…

…

異次元だった。

左右に音が別れたマイクに話しかけるきみの声

『今日もおつかれさま。』

『少しでもここがきみの居場所になれたらいいな』

やさしい声に

やさしい言葉に

流れるコメントと音声。


" 居場所 " にしてもいいのかなって

そう思うようになったのはいつ頃だったか

眠れない夜に会いに行って

きみの声がわたしを夢に誘っていく


…


うつ病って診断されてから2ヶ月

3度も薬を変えたのに

効き目がないのか

薬が合わないのか

寝れなかったわたしを

いとも簡単に眠りへ連れてってくれるきみの声に

眠る口実にしていた声に恋をした___。