異世界から来た魔法使いで何が悪い?

 「きゃっ。」
 1番奥にある物置となった部屋。
 そこには、大きな大きな大人何人も映る鏡があった。
 でもそれは――――。
 「ここは……?」
 雨が降りそうな黒い曇り空。
 標高の高い山の上から見た下の景色は、何個もの私の世界では見た事ない四角く高い建物が連なっている。
 むかしむかし、亡くなった祖母が言っていたことがあった。
 『迷い人(まよいびと)』。
 私が住む世界では、ある日突然人が消える神隠しが多発していた。
 それは、全く知らなく見たことの無い世界に飛ばされてしまうだとか……。
 も、もしかしてここが祖母が言ってた……。
 わ、私……

 異世界に来ちゃった!?

 豪邸の一番奥の物置部屋には、異世界に繋がる魔法の鏡がありました。