ただいま照梨学園で、溺愛発生中です!

はぁ・・・
 仕事が多すぎて面倒くさい・・・
 俺、山理 白砂は、照梨学園の生徒会副会長だ。
 今日は学園中が騒いでいる。
 多分、編入生が来たからだろう。
 照梨学園は、お金持ちしか通えない。
 お金持ちじゃないなら、試験を行う。
 しかし、試験で合格した者は、いない。
 さらには、編入試験を合格なんて、夢の夢。
 だから、1回は合格した人の顔を見ときたいんだろう。
「ねぇ!1—SSに、超が付くほどの美少女がいるんだって~!」
「知ってる!友達から聞いた~!」
「1―SS行く?」
「行く~!」
「SSクラスってことは、すごーく頭が良いってことだよね・・・?」
「うんうん。確かに、頭がよくて美人って神じゃん!」
「みんな~一緒にいこ~!」
 バタバタバタ・・・
「はぁー」
 集中できない・・・
 俺は元々女が苦手だ。
 そのせいか、声が聞こえるだけで、気分が悪くなる。
 けど、授業には参加しないとだ。
 だから、担任に言って、放課後の特別授業に受けてる。
 特別授業というのは、放課後にある、女が苦手・男が苦手な人のために、先生たちが考えた授業だ。
 女がいなくて俺としては快適だ。
 だが、女が苦手な俺でも、唯一俺の心をつかんで離さない女がいる。
 それは・・・
「副会長――!鶴日でーす!少し廊下に来てくださーい!」
 ん?あぁ、鶴日か。
 鶴日は、1年生の中で、俺が1番信頼してるやつだ。
「なんだ?」
 ・・・っ!
 そこには、鶴日と女がいた。でも、大丈夫だ。
 なぜなら・・・・この女こそが、俺の心をつかんで離さない・・・
 俺の好きな人だからだっ・・・!