ただいま照梨学園で、溺愛発生中です!

わぁ!
 ここが照梨学園のスーパーストアかぁ~!
 もはや、ショッピングモールよりも大きい?ってくらいの威圧感。
 さぁ!ハロウィンのコーナーはあるかな?
 とりあえず迷ってもしょうがないので最上階から探し始めた。
 それにしても、人が少ないな。
 生徒しか入れないし、夜だからかな………?
 夜も開いてるなんてさすが!
 あ!発見!
 あってよかった~!
 よし。これにしよう!
 私にあうかは分かんないけど………
 あれ………?
 あそこにいるのって、生徒会長さんっ………⁉
 何でこんなところにいるの!
 声をかけてみよう。
「生徒会長さん!輝奈です!」
 びくっとしているところが可愛い。
 友達の一人が可愛いって言ってたの当たってた。
「ああ。神宮寺か」
 名前覚えててくれたんだ!
 嬉しいっ!
「名前を覚えていてくれて、ありがとうございます!」
「いや。お礼を言われる筋合いはない」
「あ、ご、ごめんなさい!」
「謝らなくていい」
「は、はい!」
 そういえば私、この人の事、名前で呼んでない!
 呼んでもいいかな?
「あの………司先輩って呼んでもいいですか?」
 勝手に呼んではいけないから、確認を取った。
「構わない。その代わり俺も、輝奈と呼んでいいか?」
「いいですよ!よろしくお願いします!」
 二つ年上の方を名前でお呼びできるなんて!
 願ったり叶ったりだっ………!
「輝奈は何しに来たんだ」
 早速呼んでもらえた!
「明日、友達のハロウィンパーティーに誘われたので、付いていくんです!その時に、仮想をしなきゃいけないので、買いに来ました」
 事情すべて話しちゃった………
 星ちゃんごめんなさい。
「そうか。実は俺もなんだ。母親がオススメしてきてしょうがなくと思い参加す、る………」
 苦手そうなのに我慢して参加するんだ………
 星ちゃんと一緒だっ………!
 帰ったら伝えてあげよう!
「どんな衣装にするんだ?ここには、何でもあるぞ」
 えっ……!
 何と良いことを耳にしてしまったんだ!
「教えてくれて、ありがとうございます。もう決めました。明日見せます!」
「分かった。元気にな」
「はい!司先輩もお元気に!」
「ああ」
 先輩と別れ、私はレジに向かった。
 一つの衣装でもだいぶ高いなぁ~!
 この一つでも5000円以上だ!
 だけど、こんなすごい学校じゃ当たり前なのかなあ?
 うん!きっとそうだ!
「それでは、5800円です。あなた、見たことない生徒ね。編入生か転入生?」
「はい!昨日引っ越してきました、神宮寺 輝奈です!今後ともよろしくお願いします!」
「えぇえぇ。よろしくね」
 優しそうな人だ!よかった~………
「じゃあ、、これで5800円で……」
 目の前が桜の花びらでいっぱいになった。
「おい。越してきたばかりだタダでやれ。それがだめなら俺が払う」
 え………?
 司、先輩………?
 なんでいるの?
 帰ったはずじゃ………
「司様お分かりいたしました。それでは、無料で差し上げます」
「そ、そんなっ………!いえいえ、払います!」
 司先輩に頼っちゃダメなのに………
 このレジの人は夢楽家のお手伝いさんなのかな………?
 だとしたら、司先輩のこともよくお知りになっているはずだ。
「いいんだ。生徒会に入ってくれたお礼だ」
 なら言い返せない。
 ここは甘えよう。
「ありがとうございます!」
 そうだ!
ついでに、夜ご飯の材料も買っておこう!
「私はこのまま夜ご飯の材料を買います。司先輩は帰ってていいですよ」
「ああ」
 一瞬悲しそうな顔をしたのは気のせい………?
「さようなら」
「じゃあな輝奈。今度の月曜から、活動開始だ。朝7時30分には生徒会室に来るように」
「わ、分かりました」
 先輩と別れた後、私はご飯コーナーへ行って今日の夜ご飯、オムライスの材料を買って、寮に戻った。
 その時はしっかりとお金を払った。


「ふぁ~………さすがに眠いな………疲れたし………」
 今日、色々ありすぎて、覚えてないくらい。
 明日は早く起きよう!
 こうして私は、寝る準備を素早く済ませ、衣装や髪飾り、靴も用意し、眠りについた。
 しかし、眠っている間も司先輩の笑顔が、頭から離れなかった。
 そして、次の日を迎える―――――