「これで終わります。速やかに帰るように」
「「「「「はい!」」」」」
はぁ~~
やっと終わった。
ホームルームが終わり、帰る時間になった。
今日は1日が長かったような……
さっきの授業でたくさん質問してきたな。
そのせいか、頭がおかしくなっている。
でも、あれってどういうことだろう?
それは自習の時間、質問されたことだ。
『会長ってどういう人だった?』
そう茉莉ちゃんが聞いてきたから、
『こんな人がこの世に存在するの?ってくらいの容姿だったよ。』
私はこう答えた。
だけど、それを聞いた星ちゃんが逆のことを言った。
『え!うちが前、体育館に行こうとしたら、会長と副会長がいて、全然って言っていいくらいのおかしな顔だったよ!会長が!』
そんな人じゃないと思った。
でも、実際見たなら言い返せない。
だから、どういうことだろう?ってなったんだ。
それにその後、つっくんも言い出した。
『会長は、本当に全然人と会話なんてしないよ。話すといっても副会長くらいじゃない?』
私はそれを受け入れられなかった。
だって、私と話したとは違うけど、「ああ」や、「よろしく」って言ってくれたもん。
だけどつっくんの方が、生徒会長さんというより、生徒会にいる時間は長いもんね。
つまり、生徒会長さんと話すのは生徒会の中で、副会長さん以外、私が初めてっ⁉
そうだったら、ものすごく大変なことになりそうだ。
学園中に珍しき人物として、噂になってしまう。
それをきっかけに、みんなが離れていってしまう。
そんなの嫌だっ!
私が学園に来て楽しかったのに、生徒会長さんに会ってしまったから………
「はぁ~」
今日の疲れの分と、今考えてショックを受けた分の声がまとめて出た。
もう帰れる………
「輝奈ちゃん!ため息なんかついてどうしたの?」
「なんか嫌なことあった~?」
「心配しちゃうよ」
茉莉ちゃん……みっぴ……星ちゃん……
大丈夫だけど、ため息一つでこっちまで来てくれるなんて、ありがたい。
「大丈夫!いろんなことを積み重ねちゃって、それに今日疲れたから。心配してくれてありがとう!」
「どういたしまして。っていうのも変だけど」
「なっぴが元気ならいいよ~」
「よかった~」
私もよかった。
この子たちが困らなくて。
コンココン………
「りうりう~いる~」
誰だろう?
扉の方を見ると、見たことない人たちが2人立っていた。
すごくきれいな人たちだ!
っていうか、りうりうって誰?
「あ!しなちゃん!れいれい!りうらならここよ~」
りうりうらしき人が2人の前に行った。
あれって……りうらちゃん⁉
つまり、あの2人は2年生と3年生の生徒会?
「どうしてきたの?」
「仕事が今日はないってことになったからよ~」
「それもあるけど~れいれいがりうりうに会いたいって言ったからよ~」
「ちょっと!しなも来たいって言ってたじゃん!」
「記憶にありませーーん!」
「ぐぬぬ………」
「ちょっとちょっと、喧嘩はやめてよ~」
りうらちゃんが止めに入った。
何を言い争ってたんだろう?
大声で話しているから、クラスの子たちも3人の方を見ている。
先生が速やかに帰るようにって言ってたのに、4人くらいしか帰ってない。
「「ごめん!りうりう!許して~~」」
嘘………
あんなに言い合ってた2人がりうらちゃんに誤った!
「いいですわ~しかし、次はないですわよ~」
「「分かったわ!」」
なんだか、意気投合してる?
なんでっ………!
「ちなみに本当の目的は―――よ」
「ええ。―――る?」
「ええ!いるわ~!」
こそこそ話している?
少し視線を感じるのは気のせい……?
「まってね!……神宮寺さん!ちょっと来なさ~い!」
わ、私っ………!
感じた視線は間違っていなかった。
「なっぴ~一緒に行くよ~予告したはずなのにな~」
「うちも行く!」
「私ももちろん行くよ!輝奈ちゃんを傷つけたら許さない!」
「ありがとう!」
そして、扉の前に来た。
何だろう………?
嫌な予感しかしない。
それに、年上の人たちからの威圧感が。
「ここじゃ話ずらいから~中庭に行きましょ~」
一番背が高い人がそう言った。
「そうね~」
二番目に高い人が言った。
「なんだろうね~まあ、想像は付くけど~」
「うん。予想が外れてるといいな~!」
「何かあったら、すぐ呼ぼう」
「「うん!」」
こっちの子たちも何か話してる?
私だけ⁉
怖いと思っているのって!
でも一応、私もそこら辺の人には負けない。
小さい頃からたくさんの武道を習ってきたから。
「ここよ~」
「久々に来るわ~」
「ほんとだわ~」
お相手の3人は晴れ晴れしている。
それに比べて私たち4人は、緊張とドキドキがある状態だ。
何をされるんだろう。
「まずは自己紹介をしないとだわ~!私は~中等部2―SS、しなよ~よろしくじゃないけど、よろしく~」
「うちは~中等部3―SS、れいかよ~!ちなみに~うちらは~りうりうの弟子よ~」
ん?
りうらちゃんの弟子?
りうらちゃんの方が、年下なのに……?
「私は中等部1―SS、輝奈です!よろしくお願いします!」
「私は、茉莉花よろしくなんてあんたたちにはしないわ」
「私は~翠だよ~!同じく~あなたたちに~挨拶はしませ~ん!」
「うちは星羅。よろしく。挨拶は一応します。でも、輝奈ちゃんに何かしたら、二度と話しません」
みんなどうしたんだろう?
「まあいいよ~」
「うちらが輝奈ちゃんを呼んだのは~言わなくても分かるか~」
「ええ!」
「もちろ~ん!」
「分かんないわけないじゃない!」
私分かんないんだけど!
何でわかるの……!
話についていけないのって私だけっ……?
「ふふっ……バカじゃなくて助かるわ~」
「そう……つまり、これからは鶴日くんに関わらないでっ!」
え?
つっくんに関わらないで?
どういうこと!
つっくんは私の中で、照梨学園で一番最初に友達になった、男の子なのに!
「何でですか?」
聞いてみた。
絶対に理由があるはずだから。
「言わなきゃ分かんない?」
「りうりう~言ってやんな~」
「りょうか~い!」
聞くの、ダメだったかな?
だけど、つっくんと話さないっていうのは、難しい。
これからは、生徒会にも入るんだし……
「なんでかって?それは私たち3人、鶴日くんのことが好きだからよ!」
「そうよ~!鶴日くんは私たちの子なの。あんたたちが話していい相手じゃないのよ!」
「二度と関わらないで」
……っ………!
ひどい………!
勝手につっくんが誰の子とか、私たちのことを考えずに事情を押しつぶしたり、そういうのはいけないことだ。
「駄目です!そして、約束できません!理由は一つ!つっくんには、あなたたちよりも、素敵な人が絶対にいるからです。あなたたちは、つっくんの未来を壊している必要ない人たちです。つっくんに必要なのは、今です!自分勝手に自分たちの子なんて言わないでください‼」
「「「………っ!」」」
「なっぴ……」
「「輝奈ちゃん……」」
そうだった。
みんなの前なのに大声出しちゃった……
だけど、スッキリした。
このまま言わなかったら、ずっと後悔してたと思う……
「なによ~………」
「生徒会に逆らったわね………」
「どうなるか見てなさい………」
………!
今思い出した。
りうらちゃんに、生徒会に逆らったら追い出されるって言われてたんだ………
失敗した………
「これはどういう現場だ」
えっ………!
この声は………
やっぱり、白先輩だ。
何でここに………?
「副会長~!」
「なんだ」
「あ……えーっと―……その~……」
「なんだ?年下をいじめていたのか?正直に言え」
白先輩………
でもそっか………
白先輩は、この学園の生徒会副会長さんだ………!
この二人も白先輩には言い返せない。
「いじめては、ないです………」
「本当か………?」
「は、はいぃぃ………‼」
「神宮寺さん、事実か?」
私に話が振ってきた。
「は、はい………」
事実だ。
だけど、嫌な言葉を言われた。
これは言った方がいいよね………?
「白先輩。いじめられてはないのですが、私の友達に二度と関わらないで、と言われました」
「しな、れいか、本当か?」
「「………」」
黙り込んでいる。
これで二人が頷いたら、どうなっちゃうんだろう?
「おい。黙ってないで話せ」
「は、はい………本当です」
「だ、だ、だけど!りうりうにやれって言われてたから!」
「下級生にやれって言われたから?だからといってそれを理由に友達同士を突き放すのか?」
「そ、それは………」
「お前ら二人今すぐ、学園長室に来なさい。学園長と生徒会長に知らせる」
そんな………
もしかしたら、停学いや、退学に立ってしまう可能性も………
私のせいで生徒がいなくなるのは駄目だっ!
「白先輩。お願いがあります」
「なんだ?言ってみろ」
「はい。私は少し嫌な気持ちになっただけで、引きずってなどはありません。なのでせめて、停学までにしてあげれないでしょうか。言い訳になってしまいますが、編入したばかりに生徒が一人でも減ってしまうのは嫌です!」
これは、本当に言い訳になってしまうかもしれない。
それに、悪い人たちをかばったら、私まで停学になってしまうかもしれない。
その覚悟は………ある!
「そうか………分かった。そうも伝えとく」
私はぱぁぁぁっと顔を明るくした。
そして二人は、白先輩に連れていかれた。
「「「「「はい!」」」」」
はぁ~~
やっと終わった。
ホームルームが終わり、帰る時間になった。
今日は1日が長かったような……
さっきの授業でたくさん質問してきたな。
そのせいか、頭がおかしくなっている。
でも、あれってどういうことだろう?
それは自習の時間、質問されたことだ。
『会長ってどういう人だった?』
そう茉莉ちゃんが聞いてきたから、
『こんな人がこの世に存在するの?ってくらいの容姿だったよ。』
私はこう答えた。
だけど、それを聞いた星ちゃんが逆のことを言った。
『え!うちが前、体育館に行こうとしたら、会長と副会長がいて、全然って言っていいくらいのおかしな顔だったよ!会長が!』
そんな人じゃないと思った。
でも、実際見たなら言い返せない。
だから、どういうことだろう?ってなったんだ。
それにその後、つっくんも言い出した。
『会長は、本当に全然人と会話なんてしないよ。話すといっても副会長くらいじゃない?』
私はそれを受け入れられなかった。
だって、私と話したとは違うけど、「ああ」や、「よろしく」って言ってくれたもん。
だけどつっくんの方が、生徒会長さんというより、生徒会にいる時間は長いもんね。
つまり、生徒会長さんと話すのは生徒会の中で、副会長さん以外、私が初めてっ⁉
そうだったら、ものすごく大変なことになりそうだ。
学園中に珍しき人物として、噂になってしまう。
それをきっかけに、みんなが離れていってしまう。
そんなの嫌だっ!
私が学園に来て楽しかったのに、生徒会長さんに会ってしまったから………
「はぁ~」
今日の疲れの分と、今考えてショックを受けた分の声がまとめて出た。
もう帰れる………
「輝奈ちゃん!ため息なんかついてどうしたの?」
「なんか嫌なことあった~?」
「心配しちゃうよ」
茉莉ちゃん……みっぴ……星ちゃん……
大丈夫だけど、ため息一つでこっちまで来てくれるなんて、ありがたい。
「大丈夫!いろんなことを積み重ねちゃって、それに今日疲れたから。心配してくれてありがとう!」
「どういたしまして。っていうのも変だけど」
「なっぴが元気ならいいよ~」
「よかった~」
私もよかった。
この子たちが困らなくて。
コンココン………
「りうりう~いる~」
誰だろう?
扉の方を見ると、見たことない人たちが2人立っていた。
すごくきれいな人たちだ!
っていうか、りうりうって誰?
「あ!しなちゃん!れいれい!りうらならここよ~」
りうりうらしき人が2人の前に行った。
あれって……りうらちゃん⁉
つまり、あの2人は2年生と3年生の生徒会?
「どうしてきたの?」
「仕事が今日はないってことになったからよ~」
「それもあるけど~れいれいがりうりうに会いたいって言ったからよ~」
「ちょっと!しなも来たいって言ってたじゃん!」
「記憶にありませーーん!」
「ぐぬぬ………」
「ちょっとちょっと、喧嘩はやめてよ~」
りうらちゃんが止めに入った。
何を言い争ってたんだろう?
大声で話しているから、クラスの子たちも3人の方を見ている。
先生が速やかに帰るようにって言ってたのに、4人くらいしか帰ってない。
「「ごめん!りうりう!許して~~」」
嘘………
あんなに言い合ってた2人がりうらちゃんに誤った!
「いいですわ~しかし、次はないですわよ~」
「「分かったわ!」」
なんだか、意気投合してる?
なんでっ………!
「ちなみに本当の目的は―――よ」
「ええ。―――る?」
「ええ!いるわ~!」
こそこそ話している?
少し視線を感じるのは気のせい……?
「まってね!……神宮寺さん!ちょっと来なさ~い!」
わ、私っ………!
感じた視線は間違っていなかった。
「なっぴ~一緒に行くよ~予告したはずなのにな~」
「うちも行く!」
「私ももちろん行くよ!輝奈ちゃんを傷つけたら許さない!」
「ありがとう!」
そして、扉の前に来た。
何だろう………?
嫌な予感しかしない。
それに、年上の人たちからの威圧感が。
「ここじゃ話ずらいから~中庭に行きましょ~」
一番背が高い人がそう言った。
「そうね~」
二番目に高い人が言った。
「なんだろうね~まあ、想像は付くけど~」
「うん。予想が外れてるといいな~!」
「何かあったら、すぐ呼ぼう」
「「うん!」」
こっちの子たちも何か話してる?
私だけ⁉
怖いと思っているのって!
でも一応、私もそこら辺の人には負けない。
小さい頃からたくさんの武道を習ってきたから。
「ここよ~」
「久々に来るわ~」
「ほんとだわ~」
お相手の3人は晴れ晴れしている。
それに比べて私たち4人は、緊張とドキドキがある状態だ。
何をされるんだろう。
「まずは自己紹介をしないとだわ~!私は~中等部2―SS、しなよ~よろしくじゃないけど、よろしく~」
「うちは~中等部3―SS、れいかよ~!ちなみに~うちらは~りうりうの弟子よ~」
ん?
りうらちゃんの弟子?
りうらちゃんの方が、年下なのに……?
「私は中等部1―SS、輝奈です!よろしくお願いします!」
「私は、茉莉花よろしくなんてあんたたちにはしないわ」
「私は~翠だよ~!同じく~あなたたちに~挨拶はしませ~ん!」
「うちは星羅。よろしく。挨拶は一応します。でも、輝奈ちゃんに何かしたら、二度と話しません」
みんなどうしたんだろう?
「まあいいよ~」
「うちらが輝奈ちゃんを呼んだのは~言わなくても分かるか~」
「ええ!」
「もちろ~ん!」
「分かんないわけないじゃない!」
私分かんないんだけど!
何でわかるの……!
話についていけないのって私だけっ……?
「ふふっ……バカじゃなくて助かるわ~」
「そう……つまり、これからは鶴日くんに関わらないでっ!」
え?
つっくんに関わらないで?
どういうこと!
つっくんは私の中で、照梨学園で一番最初に友達になった、男の子なのに!
「何でですか?」
聞いてみた。
絶対に理由があるはずだから。
「言わなきゃ分かんない?」
「りうりう~言ってやんな~」
「りょうか~い!」
聞くの、ダメだったかな?
だけど、つっくんと話さないっていうのは、難しい。
これからは、生徒会にも入るんだし……
「なんでかって?それは私たち3人、鶴日くんのことが好きだからよ!」
「そうよ~!鶴日くんは私たちの子なの。あんたたちが話していい相手じゃないのよ!」
「二度と関わらないで」
……っ………!
ひどい………!
勝手につっくんが誰の子とか、私たちのことを考えずに事情を押しつぶしたり、そういうのはいけないことだ。
「駄目です!そして、約束できません!理由は一つ!つっくんには、あなたたちよりも、素敵な人が絶対にいるからです。あなたたちは、つっくんの未来を壊している必要ない人たちです。つっくんに必要なのは、今です!自分勝手に自分たちの子なんて言わないでください‼」
「「「………っ!」」」
「なっぴ……」
「「輝奈ちゃん……」」
そうだった。
みんなの前なのに大声出しちゃった……
だけど、スッキリした。
このまま言わなかったら、ずっと後悔してたと思う……
「なによ~………」
「生徒会に逆らったわね………」
「どうなるか見てなさい………」
………!
今思い出した。
りうらちゃんに、生徒会に逆らったら追い出されるって言われてたんだ………
失敗した………
「これはどういう現場だ」
えっ………!
この声は………
やっぱり、白先輩だ。
何でここに………?
「副会長~!」
「なんだ」
「あ……えーっと―……その~……」
「なんだ?年下をいじめていたのか?正直に言え」
白先輩………
でもそっか………
白先輩は、この学園の生徒会副会長さんだ………!
この二人も白先輩には言い返せない。
「いじめては、ないです………」
「本当か………?」
「は、はいぃぃ………‼」
「神宮寺さん、事実か?」
私に話が振ってきた。
「は、はい………」
事実だ。
だけど、嫌な言葉を言われた。
これは言った方がいいよね………?
「白先輩。いじめられてはないのですが、私の友達に二度と関わらないで、と言われました」
「しな、れいか、本当か?」
「「………」」
黙り込んでいる。
これで二人が頷いたら、どうなっちゃうんだろう?
「おい。黙ってないで話せ」
「は、はい………本当です」
「だ、だ、だけど!りうりうにやれって言われてたから!」
「下級生にやれって言われたから?だからといってそれを理由に友達同士を突き放すのか?」
「そ、それは………」
「お前ら二人今すぐ、学園長室に来なさい。学園長と生徒会長に知らせる」
そんな………
もしかしたら、停学いや、退学に立ってしまう可能性も………
私のせいで生徒がいなくなるのは駄目だっ!
「白先輩。お願いがあります」
「なんだ?言ってみろ」
「はい。私は少し嫌な気持ちになっただけで、引きずってなどはありません。なのでせめて、停学までにしてあげれないでしょうか。言い訳になってしまいますが、編入したばかりに生徒が一人でも減ってしまうのは嫌です!」
これは、本当に言い訳になってしまうかもしれない。
それに、悪い人たちをかばったら、私まで停学になってしまうかもしれない。
その覚悟は………ある!
「そうか………分かった。そうも伝えとく」
私はぱぁぁぁっと顔を明るくした。
そして二人は、白先輩に連れていかれた。
