ほな、えっちしようか?

俺は布団から出ようとして――止まった。

俺も裸やった。

「……先輩」

「ん?」

「ちょっと向こう向いててください」

「なんで?」

「俺も裸やからです!」

「あぁ」

「あぁ、ちゃうわ!」

大滝先輩が笑いながら壁の方を向く。

俺は布団を腰に巻きつけ、ベッドから降りた。

床を見る。

俺のシャツ。

先輩のブラウス。

俺のズボン。

その横には、先輩のスカート。

「…………」

さらに少し離れたところに、俺のパンツまで落ちている。

なんで全部、脱いどんねん。

「先輩……昨日、ほんまに何があったんですか?」

「さぁなぁ」