ほな、えっちしようか?

俺は慌てて布団を押さえた。

「うわぁ! そのまま、そのままで!」

2回繰り返した。
「なんやねん」

「いや、なんやねんやなくて!」

大滝先輩は、自分の身体を見下ろした。

「あぁ、そっか。ウチ裸やったな」

「そっか、やないですよ!」

「別にええやん。減るもんちゃうし」

「俺が困るんです!」

「なんで?」

「なんでって……」

言えるか。

これ以上見たら、朝っぱらから息子が元気になります、なんて。

「と、とにかく! 先輩、服着てください!」

「ほな、取って」

「どこですか?」

「知らん」

「……は?」

「脱がしたん、あんたやん」

先輩は、俺のベッドの下を指差した。