最後の謎は君だった

 頭が真っ白になった。

「……私、知りません」

 声が震える。

「うん。でも、机の中から出てきたのは事実なんだ」

「違……」

 言わなきゃ。

 違うって。

 私は知らないって。

 でも、喉がうまく動かない。

 先生の視線が怖い。

 質問されるたびに、頭の中がぐちゃぐちゃになっていく。