最後の謎は君だった

少しだけ、不安になった。

 なぜ私だったのか。

 どうしてこんなことをされたのか。

 考えれば考えるほど、怖くなる。

「浅井さん」

「……うん」

「無理に考えなくていいよ」

「え?」

「怖いなら、やめてもいい」

 零は本を閉じた。

「これは浅井さんが始めた事件じゃない」

 その言葉に、胸が少しだけ軽くなった。

「……でも」

 私は紙を見る。