付き合って初めての休日。
雷斗は昨日、デートの誘いのメールをくれた。


あたしは10時まちあわせなのに7時に起きてしまった。




「なに?砂歩、今日は日曜なのに早起きね。 デートでしょ??」

朝からあたしを見るなり
驚いているのはあたしの姉。砂姫、3つ上の大学1年生。


「うるさいなあ!!
お姉ちゃん悔しいんでしょ?あたしに彼氏がいること!」

「さっ!行ってきまあす」

お姉ちゃんはあたしの話を無視してでかけていった。