「うわ~、それはキツイわ~。」



加代は順平君も呼んで話した。



順平君も私と同じ感想らしい。



「稀紗、相手がいくらあの小林君だからって、それは一般的にみても酷いよ。」


「やよなぁ。
そんなシワ寄せられたらショックやわ。」



加代はうんうん頷いている。



「よっし、私、小林君に言ってきてあげる。」


「えっ、嫌だ!」



クルッと拓也のほうを向いた加代を慌てて止めた。