私の彼氏と野球と私

「いいよ。」


「こういう時こそ俺を使えよ。」


「じゃ、甘える。」



稀紗はパーカーを羽織って立ち上がった。



「おばさん、私帰るね。」


「また遊びに来てな~。」



水音と一緒に母さんの声が聞こえてきた。



「お邪魔しました~。」



言いながら靴を履く。