私の彼氏と野球と私

「いいけどね。」



気のせいか稀紗も顔が赤い。



その時、寛明が花火セットを持って走って来た。



「なあ、そろそろ花火やらへん?」


「あ、うん。」



稀紗は逃げるように立ち上がった。



「た、拓也も行こ。」


「ああ。」



どもりながらも俺を誘ってくれた。