私の彼氏と野球と私

「お姉ちゃんも箸持って。
お兄ちゃん、早く。」



寛明も待ち遠しそうに箸を持ってピョンピョン飛んでいる。



「お兄ちゃん、頑張れ!」



なかなか火がつかず、イラだっていると稀紗も声をかけてきた。



なんかコイツも寛明と同レベルだな。




やっと火がつくと、それっとばかりに母さんと寛明が肉を持ってコンロに飛び掛った。



そんなに肉が食いたいか…。