私の彼氏と野球と私

「お前・・・。」



ギロッと冷たい視線・・・。


ヤバイ・・・。


ダッシュした時にはもう遅かった。



「キャアッ!」



スッポリ拓也の腕に収まった私は、干してあったのか縁側に折りたたまれて積まれていた布団に投げ出された。



「ちょっと!」


「お前が先に手ェ出したんだからな。」