私の彼氏と野球と私

正直ウザイよ、そういうの。



拓也の正直な気持ち。



私、ウザかったんだ。



視界が歪んで俯いた。



「ゴメンね、今まで。」




だから拓也、あんなことして私を離そうとしたんだ。



気付かなかったよ…。



「稀紗…。」



拓也の声が頭の中でぼうっと響く。



「稀紗、ゴメン。」



近くで拓也の声がする。



私は目をつむって、涙を押さえた。



「拓也、今までゴメンね。」


「あ、違っ。」



私は泣きそうになって、部屋を飛び出した。