私の彼氏と野球と私

待つこと1時間ちょっと。



うとうとしていると、ノロノロとした足音が上がってきた。



そしてその後、タオルを首にかけた拓也が入ってきた。



拓也は私を見ると目を見開いて固まり、小さく声を漏らした。



「なんで…。」


「馬鹿ぁっ!!」



私はためていたものを一気に吐き出した。



「寛明にまであたって!
情けなさすぎ!
信じらんない。」



拓也もムッときたのか、タオルを私に投げ付けた。



「きゃっ!」


「黙れよ!
ていうかそもそもなんで俺の部屋にいるんだよ!
正直ウザイよ、そういうの。」



ウザイよ、そういうの。



私は息が詰まったように小さく声を上げた。



涙が目に滲む。