私の彼氏と野球と私

やっと稀紗はベッドに片膝をつき、俺の首に抱きつく姿勢をとって、落ち着いた。



「どしたの?」



…言うことそれかよ。



ムッときた俺は、稀紗をベッドに倒した。



「わっ!」



今度は少し不安そうに俺を呼ぶ。



俺は答えず、稀紗に口付けた。



「んんっ!?」



稀紗が俺の胸板を叩いたけど


止めてやらない。



「ふっ…はあっ…?」



稀紗がくったりとなってから唇を離す。