私の彼氏と野球と私

「じゃあまぁ諦めろ。」


「うわぁ〜。」



…なんだよ、その「馬鹿」とか続きそうな顔。



「俺に言われても困るし。」


「慰めてくれてもいいじゃん。」


「何年慰めて来てると思ってる。」



効果無しだったじゃねーか。



稀紗は頬を膨らませて机に突っ伏した。



「あ"〜憂鬱だ。」


「だろうな。」



ポンポンと頭を叩いてやる。


(ちゃんと慰めてるつもり。)



「せめて綱引きとか借り物競争とかだったらまだいいのに。」



ボソッと稀紗が呟いた。