「もしかしたら新人の中に面白い奴いるかなって。」


私も座り直してテレビに目を向けた。




『続いては、〇〇です。』

『いや〜面白かったですね。』


『さて、今夜はここまで。
また来週!』




テレビが終り、いつの間にか時計は12時を指している。



「寝るか?」


「あ〜うん。」



グーッと伸びをして、拓也の後について二階に登った。