私の彼氏と野球と私

「だったら言うなよ。」



クスクス笑って拓也は言った。



「…泊まってくの止める。」

「悪かった。」



即答!? 



「早ッ…。」


「帰さない。」


「そのセリフ何気凄い甘いよ?」



赤くなった顔を隠そうと俯いた。



「赤くなった。」


「なってない。」



覗き込んでいる拓也を手で追いやる。