私の彼氏と野球と私

「わかった。」



ドキドキする。



俺は稀紗の頭の後ろに手を置いて、頭を引き寄せた。



ゆっくり唇を重ねる。



稀紗の手が少し揺れて、俺のシャツを強く握った。






唇を離すと、稀紗は真っ赤だった。



俺も真っ赤だろう。