私の彼氏と野球と私

「誰にも言うなよ。」



ジロッと睨むと、大介は首をすくめてそっぽを向いた。



「じゃあ食べよっか。」



さっきまでパタパタ走っていた稀紗が座ると、言った。



「いただきます!」



寛明は嬉しそうに手を合わせて言った。



すぐさま箸を引っ掴んで食べ始める。



「ゆっくり食べなよ、喉に詰まるよ?」



寛明は一旦言う事を聞いたものの、またペースを戻す。



稀紗は呆れたように笑って自分も食べ始めた。