私の彼氏と野球と私


*拓也side*



大会も終わり、夏休みに突入した。



「じゃあ羽目を外し過ぎないように〜。」



猿渡の挨拶が終わったとたん、みんなガタガタ立ち上がった。



チャイムが鳴るまでドアで待機し、鳴ったとたん教室から溢れ出した。



「拓也、帰ろう。」


「ああ。」



もう最近は稀紗と帰るのが当たり前になっていた。



「じゃあ拓也、2時から練習でな。」



順平はそう言って、加代と手をつないで帰って行った。