私の彼氏と野球と私

そこに、稀紗と加代がお茶を配り始めた。



「天使~。」



順平は加代に並々とついでもらった麦茶をグッと呷った。



「はい。」


「ん。」



俺もお茶をもらい、一気に飲み干す。



2杯目も飲み干してからやっと一息ついた。



「くは~、生き返る~。」



順平はコンクリートに寝転がって言った。