私の彼氏と野球と私

「なんだかんだ言ってラブラブちゃうん。」



走りながら、順平は俺を肘で突いた。



「喧しい。」



へーい、と明らかにからかい口調で返され、俺はムスッと黙った。







「休憩!」



キャプテンの声でみんなが一斉に影に走り寄った。


早い者勝ちな為、みんなが必死だ。