心の居場所

私は家の門を潜る

階段を上がり、自分の部屋へ駆け込む

一週間分の服、下着をリュックに詰め込むそして貯金を解放する

貯金は今までのお年玉だ7万ほどある

制服を脱いで私服に着替えて私は家を出た

__________________________________________________________________________________________________________________________




「優佳ーっ、」

『心愛ーっ!』


リンリンリン、と弾んでいる鈴の音が近づいてくる


『荷物は全部持ったね?』

「うん」

『じゃあ始めようか!私たちの逃避行を』



太陽が沈んでいく中、私達は駅へと踏み出す




『ちなみにだけどさ、心愛何円持ってきた?』

「七万。」

『本当に!私も!こんな偶然あるんだね〜』

「マジ?こんなことあるんだ」

『やっぱりこれって運命?』

「な訳笑」



高校生2人でどこかに行く事は未知の事への興味もあったがそれと同時に恐怖心も抱いていた

けど、優佳となら大丈夫な気がする。

2人ならどこへまでも行ける、そんなような気がした。