気持いい光を浴び雪流のベットの横の、もう定位置となっている椅子に座った。

そして、雪流の手を両手で包み薬指のリングに口付けた。

「雪流、愛してるよ。」


















そしたら、

















俺の手の中の雪流の手が

















ピクって



















微かに




















確かに


















動いた!









「雪流!?…雪流!!」

俺は、バッと雪流の顔を覗きこんだ。

雪流の眉が微かに動いた!確かに!!

俺は雪流の手をギュッと握り祈りを込めて呼んだ。
















「雪流!?!!」