「・・・・恥ずかしいです」
反抗するのは怖い、でもいくらなんでもこんな公共の場で食べさせられるのは恥ずかしすぎて死んでしまいそう。
それに、好きでもない人にこんなことされたくない。
「だーめ。口開けて」
どうしても嫌で、
指示を聞かなかったからか、
「口開けろ」
低い命令口調の声。
私は怯えながら口を素直に開くことしかできなかった。
怖いよ。
優くん・・・
助けて。
「んーいい子」
その男は満足そうな顔をして残りのパフェもぺろっと平らげた。
カフェを出ると、
「ありがとうございました」
そういって別れようとした。
これ以上この人と一緒にいたくない。
なのに、
「だーめ俺のパフェ食べたでしょ?ついて来て」
離れられない。
パフェはほぼ無理やりだった。
でも食べたから逆らえない。
連れて行かれたのは、誰もいない屋上。
当たり前だ。屋上の扉の前には立ち入り禁止の看板があったから。
「ここ管理してんの俺の親父でさ、ここ防犯カメラもないし屋上自由に使っていいって言われてんだよね」
彼の手には鍵が握られていた。
やってしまった。
これじゃあ私、袋のネズミだ。
「二人きりっていいよね。なにしてもバレない。」
耳元でそう囁かれる。
・・・・気持ち悪い。
怖い。
思わず後退してしまう。
「怯えなくていいよ。ここからもう出ることないし」」
この人は、何いってるの。
一歩。
また一歩と彼が近づいてく。
目から大きな雫が溢れた。
やだっ。
・・・・優くん
優くん
優くん
そしたら、目の前の男は顔を歪めた。

