「俺、急用思い出したから、先戻るわ」
そういってその場を後にした。
なぜか泣きたくなるほど心が苦しい。
きゅーっと締め付けられるような感じがする。
ベッドに戻り、平常心を保とうといつもの公園を見た。
6歳くらいの女の子が今日も元気に遊んでた。
笑顔ではしゃいでる姿を見ると、
どこか一ノ瀬と重ねてしまう。
そう言えば、観覧車のてっぺんでなにを伝えようとしてくれてたんだ?
もう二人で遊ぶことはできない?
一度突き放した関係なのに、
彼氏が居るってわかってるのに、
なぜか一ノ瀬のことしか考えられなくなる。
屋上にでも行こう。

