好きっていったら、困りますか



そういって一ノ瀬は差し出して来た。



俺はベッドの上。隣は壁で逃げられない。手の上に乗っけてくれたクッキーは今まで見たどの食べよりも輝いて見えた。




でも



俺は無言を突き通した。


それが一ノ瀬のためになると思ったからだ。



「喋ってよ!私辛いよ。毎日毎日優くんに無視されて!私があの時倒れたから?迷惑かけたから?もっと優くんと一緒にいたいよ、、」


怒っているような声だったのに。途中から弱々しく、震えた声だった。