いやだ。 やだ。 海莉が死ぬなんて、絶対無理。 友達がいなくて、ひとりぼっちのつまらない寮生活に光を差してくれた。 いつも笑顔で、優しくって、可愛くって、 そばにいてくれた。 「落ち着いて」 救急隊員の言葉がうるさく感じる。 落ち着いてられっかよ!お前らにとってはただの1人の命に過ぎないけど、大切な人なんだよ!!!」 胸ぐらを掴んだ。