好きっていったら、困りますか




「あ、」


俺が混乱してると一ノ瀬が声を漏らした。


どうやら時間オーバーだったらしい。



少しワクワクして来た。



プリ機の中に入ると機械が勝手に喋り出した。



『今のうちに櫛で前髪を整えてね。準備ができたら始めボタンを押してね』



なんだこれ。



俺は櫛を持ってないから、一ノ瀬が終わるのをまつ。


「わ、おい」



一ノ瀬が急に振り向いて来たかと思ったら、



「俺の髪なんだけど」