好きっていったら、困りますか




俺の鼓動が大きくなってゆく。

きっと俺は一ノ瀬のことが_____。



いやそんなことはない。



この気持ちには蓋をすると決めたのだ。



それに、俺には一ノ瀬を


幸せにできない。


俺のせいで遊園地発作が起きて、


俺のせいでナイフで刺された。


・・・・・・一ノ瀬にはきっともっといい人がいる。

10秒、20秒と沈黙の時間。


言葉を選ぶように考えていたから。


その時一ノ瀬は口を開いた。



「ごめん突然で困ったよね。それでも後悔しないためんか伝えときたくて・・・っ。返事はいらないよ。じゃあねっ」


「あ」


・・・・一ノ瀬が行ってしまう。


彼女の声は震えていた。

泣きそうになっていたのかもしれない。



「待って、時間かかるかもだけど、ちゃんと答えを出すから」