好きっていったら、困りますか


今度こそ「ありがとうございました」といい、その場を後にした。


近場で夜ご飯も済ませ、


時刻は20:00を回っていた。


「帰ろっか」


一ノ瀬がそう言って帰り道を調べてくれた。



だが、途端に顔を青ざめる。



「優くんやばい、」



「どうしたの?」



「ここから帰る電車がもうない、」



「え」


声にならない声が思わず響く。


だってまだ20時だ。


出てないはずがない。


俺も自分のスマホで調べてみた。


【〇〇駅から〇〇駅まで】



クイックする。



ポチッ


ない、


本当にない。



着く時刻は朝の7時を指していた。



電車を乗り換えてたくさん超えて来たから途中で終電を過ぎる。



終わった。



どうする。


必須に頭を巡らせる。