好きっていったら、困りますか


「「いただきます!」」


うまっ。



お腹を空かせているせいか余計に美味しく感じる。


全く会話なしにそれぞれ食べたいものに齧り付いてく。


こんなに美味しそうに何かを食べてる一ノ瀬を見るのも初めてかもしれない。


可愛いなんて思いながらも、箸が止まらない。


カレー、タコライスとお皿の上が減っていき、空っぽになるものも出て来た。


だが、


「もうお腹いっぱいじゃない?」


「ちょっとキツくなって来たな」


思ったよりも限界は早くきた。



美味しいのに。お腹がいっぱいで食べられない。


幸せな不満を抱いてしまう。


しかも、追い打ちをかけるかのように


「そこのお二人さん食いっぷりいいからこれサービスな!」



店員さんが追加で唐揚げも出してくれた。



「「ありがとうございます」」


そう笑顔で言う俺と一ノ瀬だったが心の中での顔はひきつってた。



そこからしゃべりながら少しずつ食べていった。

「イカの丸焼きが美味しすぎる」



「わかる持って帰りたいもん。」




だが、結局唐揚げとオムライスが少し余ってしまった。



「もう食べれない、、」

俺がお腹を叩くとパンと威勢のいい音がした。


「優くん太った?」