好きっていったら、困りますか



途中で言っていたら恥ずかしくなって来たから、誤魔化してしまった。



一ノ瀬の顔を見ると歪んでいた。



あ、やっちゃった。


勝手に名前に由来付けられて嫌だったのかもしれない。


「ごめ___「ありがと」



俺の声を遮ったのは紛れもない一ノ瀬だった。


一ノ瀬の声は震えていた。


そして顔には一筋の線が浮き上がっている。


・・・・・ないてる?


でもありがとって、


わからないけど



喜んでもらえたならよかった。


「死んでも大切にするね!」