「白崎!!なにやってんだよ!!!!!海莉ちゃんの処置が先だろ」
突然のどこからか声が響いた。
「伊良皆」
「放っておくと海莉ちゃん死ぬぞ!」
一ノ瀬が、、
_____死ぬ?
あの日、遊園地の日。
一ノ瀬が不整脈で倒れた。
死という恐怖を目の前に感じた。
死んでほしくない。
生きて欲しい。
なのに俺は、死にそうな一ノ瀬を横目に、感情任せに男を詰めていた。
_____ありえない。
俺は一ノ瀬に駆け寄った。
「俺が運ぶから先生呼んでこい」
伊良皆に言った。
呼吸が浅い。
傷口が開いたままだ。
抑えるものもなに一つ近くにない。

