私はキミと仲良くなりたい


4.閉所恐怖症

「私がそうさせたからに決まってるじゃない。若葉を閉じ込めて、やらないともう一度やるよ?って脅したら、簡単にうなずいたわよ?あの子、閉所恐怖症だからね。囲まれるのもダメみたいだから。炎は私の部下だからね~」
「ぶ、部下って……。だから、若葉ちゃんと話してたの?」
「そう。私の、族と言われる、まぁ、不良グループ?の部下。私、総長だからね。私に抗う者はいないわよ」
「そ、そんな……。人の、恐怖症とかに付け込んで、脅すとか、何なの⁉それをやられて、悲しまないとか、思ってるの⁉」
さすがに、ひどいよ……。
だって、閉所恐怖症なのに、狭いところとか、つらいでしょう。
私も実は、高所恐怖症なの。
高いところとか、つらかった。
修学旅行で、東京タワーに登ったけど。
そのときも足がガクガクして、吐き気や眩暈がして、つらかった。
そのようなことが若葉ちゃんにあったと思うと、気が気でならない。
「はぁ?そんなの私には関係ないし。というか、この前も言ったと思うけど、自分の心配したら?」
「私は、私より若葉ちゃんのことが大事なの‼私の初めての友達だし、恩人なの!この前助けてもらったから」
「ふーん?生ぬるいね。そんな甘い関係で続くとか思ってるんだ~。友達より自分を優先したんだよ?」
「別にそんなのいいよ!私だって、高所恐怖症だし!」
「へぇ~。高所恐怖症なんだ。墓穴を掘ったね」
「あ……」
「自分の心配したらどうなのって。若葉なんかほっとけばいいのに~」