私はキミと仲良くなりたい

4.二度目のお弁当

今日は、私から若葉ちゃんを誘って体育館の裏のベンチへ向かった。
そこで、授業中に考えた説得をする。
「あの、若葉ちゃん。あんまり、教室では、話をしないように、したいんだ。私がいると、みんな話しにくそう、だったし、雰囲気が、悪くなっちゃう、から」
「どうして?それ何にも雪乃ちゃんのせいじゃないじゃん」
「そう言ってくれると、うれしいんだけど……。みんな、多分、遠慮しちゃうんだよね……。私、うまくしゃべれないし……。話すの、苦手なんだよね。だから、朝早かったら、人がいない、西階段の、踊り場とかで、話さない?」
「雪乃ちゃんは悪くない。けど、気にしちゃうなら、そうしよ。お弁当も、ここにする?」
よかった。
ダメって言われるかと思って緊張した……。
「ありがとう。そのほうが、助かる。でも、これからも、仲良くしてほしい」
「もちろん!じゃ、お弁当たべよっか」
「うん」
と、他愛ない話をしながら箸を進める。
「言いたくなかったら、いいんだけど。どうして、話すのが苦手になったのか聞いてもいい?」
「うん。あんまり、他の人に、言わないでくれる?」
「もちろん」
「私はね……」