透明な恋を君に


教室に着く。


何故か神谷君が私の席に座ってる。


目が合うとあどけなく笑う。



「おはよ。荷物重いでしょ。持ってあげる」


と、サブバッグを持ち後ろ側のロッカーに仕舞った。


私の為……?


「地味だから……そういうことするの辞めて欲しい……」


「地味なんじゃなくて、静かなだけだよ。俺は君のことをちゃんと見つけられる」


それからとゆうもの、神谷君は私の好きな著者関連の本を調べに、貸し出しカードの履歴を勝手に見てプレゼントしてきた。


これには驚かされた。そんな行動力有り余ってるなんて。


クラスメイト達が学校一の人気者が紬だけを特別扱いしてることに驚く。


「キャー!!また小野寺さんのとこ??」



「小野寺さんのこと好きなんじゃ……!?」
「……シッ!!」(神谷君が喋るタイミング)



私はだんだんと神谷君と居ると注目を浴びることが怖くなり、神谷君と距離を置き始める。


自分の席になるべく早く着いて荷物はロッカーに閉まって。プレゼントは頑なに受け取らない。体勢をとった。