透明な恋を君に

「てことはグリセリン適量増やしてけばOK?てな感じ?」


「最後記録したの誰だ──?雄介か。待てよ。グリセリンの量調整した方がいいんじゃないか──?」



私は研究で比較する条件を纏めた。


消える素材の作り方について使用時には十分な


強度を持ち、『役目を終えた後は自然に分解される


素材の開発』っと。


「これ書いたの紬?」


「あっうん。他にも……環境面、科学面など」


「文章力高いし観察能力高いね。研究に


活かせるな」


その一言に救われる。自信持てるようになる。


帰ったらお父さんやお母さんに報告しなきゃ……!!


自慢できるものみつけたよって……!!じわじわ


嬉しみが心に混じっていく。誰かの役に立てる日が



くるなんて……!!