卒業式の後で

莉子と進路希望先について話し合っていた。


相沢先生のことは内に秘めて。


以前渡された小説の一節から、文章を書く仕事に
興味を持つ。


成績優秀な莉子の助けを借りながら、文学部への
進学を決意する。


相沢先生は澪の進路相談に応じるが、必要以上に
踏み込まず、最後まで教師として接する。


卒業式の日、澪は相沢先生に手紙を渡す。


手紙には、


「相沢先生が好きです。でも相沢先生に選ばれるためで
はなく、自分の人生を選ぶために進学します」
と書いた。


相沢先生は返事はせず、「卒業おめでとう」
とだけ伝えた。