転生した治癒魔法師は、筆頭公爵様に溺愛される


ここって…

『 見慣れない者だな、お前どこの者だ? 』

その男は、私の格好を見て怪訝な顔をした。

私は、彼の答えに答えられない。


「 ……分かりません 」

『 ………名前は? 』

「 サトナカ……ハル 」


彼は、その聞き慣れない名前に眉を寄せる。


「 ……き、気づいたらここに居たんです 」


そういうと、彼は小さくはぁ…とため息をこぼす。

私だって…ここがどこだかわからないのに…
1人知らないところに…

なんか、次第に感情が抑えられなくなったしまい…
ポロッと涙が出てしまう。