『 ハルと言ったか
ハル、お前はこの国の人ではないな 』
「 ……はい 」
『 では、どこから来た?教えてくれ 』
そういう彼と、ルーファスという彼は真剣に
こっちを見ている。
……いうべきなんだろうか
でも、言ったところで理解してくれるんだろうか?
突然、転生してこの国にやってきた…なんて。
「 …… 」
言葉を発そうとしない私を見て
さらに、優しい声で彼はこう言った。
『 別に君をどうこうしようってことじゃない。
俺は、この国を守る義務がある。
だから、何も知らないお前をこのままには出来ない。
安心しろ、こいつはここの副団長であり信頼できる人だ 』
レオンさん…
それにルーファスと言われていた人
副団長さんだったんだ…。
でも、そうだよね…
彼のいう通り名前しか知らない人を
このままにするわけにはいかないよね。

