可愛げみせてよ。

香織さんの機嫌が悪い方へ向かい



つつあったから。僕のことちゃんとみてる?と、



いつも君の様子気にしてるんだよとばかりに、昼間



気にしてたら、肩が濡れ、ブラ紐が透けているの



を発見。恐らく近々降った大雨のせいで濡れたん




だろう。屋根付きの学校の下でタオルで髪を乾かし




てる君に、僕のジャケットを貸してあげた。




ブカブカな服に、萌え袖。香織さんは漸く笑ったね。




「フフッ……。フフフフッ」



可愛かった。仕草もとてつもなく繊細で。




僕のした行動は正解だったと知る。彼女の教室に




一緒に戻り、ロッカーから自分のジャケットを出すと




それに着衣し僕のジャケットは返してもらった。




「なんでさっきジャケット貸してくれたの?」と




教室の入り口で聞く君に、「ヒ・ミ・ツ」と




囁くと、不思議がる表情に変わり、「帰宅したら




姿見でみてごらん。答えがわかるよ」と対応。